本日のサロンワーク~~バレイヤージュ~~
ロングからばっさりボブにスタイルチェンジ&バレイヤージュでペールブロンドに◎
バレイヤージュとはペインティングのように狙ったところにカラーを塗っていく技法です。
バレイヤージュもフォイルも伸びてきた時の根元が自然になじむこと、自分の毛が残るので仕上がりが自然なのが
大きな特徴です。
バレイヤージュはスタイルや仕上がりのイメージに合わせて、ハケを筆のように使い、自由に
思い描けるのがフォイルとの違いです。
フォイルは同時に2~3色のカラーを施すことができるので色で楽しめること、細かく均一にいれると
一見一色のカラーに見え、でも伸びても根元がラインにならず自然になるのがポイントです。
写真のLaurieちゃんのカラーでは、できるだけ自毛とブロンドの境目を自然に、スタイルとのバランスをよく
ブロンドの幅を決めることを重視しました。
そしてひと夏を終えた後のブロンドヘアをイメージして、顔周りと表面に細く根元からストリークス(すじ)を
入れてあります。
日本人にとってはあまりなじみがありませんが、色素の薄い外国人は
季節によって髪の色や目の色が変わります。
そして、それが自然なことなので、夏は髪は明るくなり、ストリークスが紫外線の影響で入ります。
夏のヴァケーションから戻った、小麦色の肌、焼けたブロンドの髪、リフレッシュした雰囲気に
包まれた姿はとっても魅力的なのです◎
そんな、ブロンドヘアをイメージしてバレイヤージュで表現してみました。
私がニューヨークにいた頃、このバレイヤージュやフォイルを使ったカラーが主流でした。
日本でそれをやってみて気づいたことは、髪質やスタイルによってバレイヤージュやフォイル、ワンメイクのカラーetc
を使いこなせると、微妙なニュアンスやクオリティの高い表現が身に付いて、
どんどんできるカラーの幅が広がって本当にカラーが楽しくなるのです◎