最近、ルベルから波ウェーブ用のパーマ液が発売されました。

この前、アメリカ人のお客様から黒髪に近いカラーの希望を受けました。

だいぶ前に、AKBのまゆゆの前髪にしたいと高校生のお客様から希望を受けました。

ニューヨークから日本に戻って間もないころ、悟空のフィギュアのあの感じの髪型にしたいと相談されました。

いつの時代でも、こういう個々の希望や相談に張り切れることが、美容師の醍醐味だと常日頃思っています。

波ウェーブを望む人にそれ用の薬剤があるということは、美容師にとってありがたいことです。

ただ、流行りばかりに流されず、選択肢を選ぶ力をつけること、その商材を使いこなすことが、

今の時代の美容師の役割と能力のひとつになってきています。

そして私たち美容師にとっても、そうした方がきっと楽しく仕事を続けることができるのだろうと思います。

本当になりたいヘアスタイルについて相談するのって、案外勇気がいるものです。

美容師を楽しく続けていくためにも、向き合うことから逃げずに受けとめる一歩、それから美容師としてその上をいく仕事を全うすることを、ただフツーに日々できたらいいなと思います。